入院手術からの本日退院 @婦人科

 本日退院@婦人科



先週土曜夜から強い腹痛→週明け、近所の消化器内科→翌日大学病院で検査(この時点で痛みが強く車椅子で移動、発熱39.2度)


腹痛の原因が便秘や胃腸炎ではなく卵巣周りの血管からの出血と分かり、緊急入院からのICUそして手術。


出血源である卵巣とその周りの血管を焼き止血し摘出、腹腔内に貯留した血液3.5ℓを排出しICU で5日間過ごし一般病棟へ。


一般病棟ではほぼ毎日診察、エコーを受け婦人科的に問題なし。の太鼓判をいただき凝固数値が落ちつき次第退院。入院期間11日。


サクッと書くとこんな感じ

入院と退院のタイミングも本当にあっという間でした。





出血の原因は排卵時の出血。

子宮摘出したし婦人科系の何かになるリスクて低くなってんちゃうか思ってただけにびっくり。

基本的にほとんど問題のない出血らしいですが、

そうは行かないのがワタクシ。

調整服用中の今まで効きが悪かったワーファリン増量→ドンギマりしたタイミング(pt-inr4)と重なってしまい、そのおかげで止まるはずの血が止まらず、腹腔内で出血を続け、その血液が腹膜を刺激し痛み、発熱。

大学病院に着いた頃には自力で動く事がままならず車椅子で検査と各科を周り、原因が判明し婦人科病棟へ入った頃には痛みでのたうち周り(急性虫垂炎より痛かった)、発熱と貧血(ヘモグロビン6まで下がり意識朦朧輸血5パックなエライコッチャ)、胃の内容物はないのに押し寄せてくる吐き気で意識が朦朧でした。


各婦人科医の検討としては、出血はそのうち治り腹腔内の血もそのうち吸収されていくし、このパターンで卵巣摘出は滅多にない。との事でしたが、ICU管理下でも腹腔内出血は留まらず出血による腹部全体の痛みと激しい嘔吐で回復に向かっていく予感は全くしませんでした。

そうこうしているうちに結局手術となり、オペ室へ。オペが終わり麻酔から覚醒すると、術後の傷の痛みこそあれど、あののたうち回るような身の置き所ない激しい痛みと吐き気からは解放され、寝ぼけまなこながらオペ室からICUへいくまでの間「ありがとございます…」と言っていたような気がします。


循環器内科主治医の素早い判断とRapit response system (RRS:院内急変対応システム)が発動したことより最短ルートで治療を受けられ、気になる心臓への負担は最小限だったのは大変幸運だったと思います。



昨年、1ヶ月半ほど過ごしたICUへ戻ることになってしまい不安が無いわけではありませんでしたが、当時お世話になった先生、看護師さん達と思わぬ再会を果たすことになり、顔見知りの皆さんと「久しぶり〜」なんて言葉や色々と世間話を交わしたり、担当じゃないのに時間を見つけて顔を覗かせに来てくれた方もいて、本当に心強かった。


そのおかげがICUでは悪夢にうなされることもなく、何ならおもろい夢見て笑いながら目が覚めた程。心細さを感じることもなくメンタリティ抜群でした。


病棟のみなさんも明るくていつも元気をもらっていました



色々と大変だったかもしれませんが、病院のスタッフの皆さん、家族そして色々と応援のメッセージをくれたみなさんのおかげでこうして落ち着いた時間を過ごすことができています。

本当にありがとうございました。



ICUからお供できた痛み止めや生食、ヘパリン、抗生剤、等々
心臓の時に比べらら全然シンプル。今回のルートは2箇所のみ



循環器内科入院だとなかなか食べられないカレーが婦人科では食べられて
テンションだだ上がり。ここ5年弱の間に大学病院の食事が昔に比べてとても
美味しくなっていて、食事の時間が毎回楽しみでした。






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