自分の心臓を守るために平素の食生活を減塩食に切り替えていますが
最近、ネットで減塩レシピを調る時に「高血圧→心臓病→減塩」のものばかりが目立ちます。

そもそもの目的が書かれたものがレシピ媒体で調べてもなかなか見えないので
心疾患 塩分 で調べると。そうだよね。という分かり易い資料がでてきたので
記録のためにペーストしておきます。

心疾患患者であり、体に優しいレシピを提供してる身としは決してわすれちゃいけないこと。

帰宅後はまた文献あさりです。





>>心臓病食について質問です。
別の所に住んでいる祖父が心臓病で、食事に関して色々と気を付けているような話を良く聞くのですが、何分高齢なので言う事がちぐはぐで心配です。
ネットで調べると青菜がいけないとか、水分は制限しなければならない等かいてありますが、心臓病食では、何を制限しないといけないのですか?
どんな食べ物を食べてはいけないのでしょうか?

[回答]
一般に心臓病食といえば、水分制限と塩分制限ですね。
何らかの原因で心臓がいたんだ患者さんでば、食事でも心臓を守ることが重要と考えられていて、それが心臓病食です。
心臓を守る食事には二つのポイントがあります。一つは塩分・水分制限で心臓の負担を軽くすることです。
なぜ 塩分や水分制限するのでしょうか。これを理解するためには体の仕組みを理解するといいでしょう。
口から入った水分は腸で吸収され、血液中に入り、それが心臓に集められて全身を循環します。
最後には腎臓で濾過されて、必要なものは再利用、不要なものは排泄されます。
塩分は体に水分を保つためにもっとも重要で、塩分が多ければ体に水分をためることができます。
重要なポイントは、口から入った水分は一度は心臓を通過すること、塩分は腎臓で調節されていることです。
塩分の取り過ぎは水分の取り過ぎと同じように、体内の水分を増やします。そして水分は、心臓に直接負担をかけることになるのです。
だから心臓の機能が落ちた患者さんは水分も塩分も制限する必要があるのです。
そのうえで、利尿剤で尿量を増やし、さらに心臓の負担を軽減しているのです。
つまり心臓食は、薬と同じように、心臓を守っているのです。
もう一つはコレステロールなどに注意して動脈硬化を進みにくくすることです。
心筋梗塞という病気をご存知ですか?この病気の原因は心臓を養っている冠動脈が動脈硬化で詰まることです。
残念ながら動脈硬化は加齢とともに誰でも少しずつ進行します。食事の中身はこの進み方に影響を与えています。
つまり食事には動脈硬化の進行を押さえる力があるのです。そのために最も重要なポイントがコレステロール制限です。
過度のコレステロールは動脈硬化を進めるので、ここをどのように押さえるかが大切です。
食事だけではうまくいかない場合に、スタチンという薬で、コレステロールをコントロールすることもできます。
心臓病食中身はいろいろありますが、基本はこの二つだけです。もしよければ、我々の病院の栄養士が相談にのりますよ!

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