メディカルアロマテラピーによる胸骨正中切開後の痛みのケアについて(書かけ)
・グーグルドキュメントから添付
今月中に仕上げて翻訳すると言っていましたが
全然進んでいません。
諸事情によりブログに掲載。
はじめに
はじめに
メディカルアロマテラピーとは:
科学的根拠に基づき、病気や症状に対し精油の薬理作用を治療に役立てるのがメディカルアロマ
テラピー。そして「なぜ良いのか」という科学的根拠に基づいて、最も効果的な精油を選定し、
施術部位や施術方法を決める補完代替医療の一つある
テラピー。そして「なぜ良いのか」という科学的根拠に基づいて、最も効果的な精油を選定し、
施術部位や施術方法を決める補完代替医療の一つある
アロマセラピーとメディカルアロマセラピーの違い
先天性心疾患の手術では、心房や心室、肺動脈、大動脈などの血管の周囲を手術しやすいよう剥が
したり(剥離)、血管を切断したりすることが必要になる。こうした際に心臓や血管の周りの神経を
傷つけたり、切断してしまったりすること(「除神経」と言う)は避けられない。手術の種類や回数
が多いと「除神経」による障害は大きくなる。
したり(剥離)、血管を切断したりすることが必要になる。こうした際に心臓や血管の周りの神経を
傷つけたり、切断してしまったりすること(「除神経」と言う)は避けられない。手術の種類や回数
が多いと「除神経」による障害は大きくなる。
開心手術後におこる痛みの原因は
①胸を切り開く際に皮膚や筋肉などを切断したことによる痛み
②手術の時に見える範囲を広くするために肋骨の間を押し広げた際に、肋骨の下側を通る肋間神経が
損傷・切断されることによる痛みの二つに分けられる。
損傷・切断されることによる痛みの二つに分けられる。
①は手術直後(12~16時間後)に痛みが最も強く、時間が経つにつれて楽になることが多い。
②は手術からしばらくして(傷口の痛みが治った頃)から現れることが多く、少なくとも2か月以上
の間、痛みが持続もしくは寛解・増悪を繰り返す。1年以上症状が消えないことは少なくなく
『開胸術後疼痛症候群』と呼ばれている。
の間、痛みが持続もしくは寛解・増悪を繰り返す。1年以上症状が消えないことは少なくなく
『開胸術後疼痛症候群』と呼ばれている。
手術を受けた8割の患者がこの痛みを訴えるという報告もあり、術後患者の生活の質(QOL)が低下
してしまう原因の一つとなっている。痛みの性質にも違いがあり、手術直後の痛みは傷口を最強点と
してずきずきした痛みを感じる事が多いが、開胸術後疼痛症候群の場合は傷口から離れたところでも
、肋骨に添うように『ピリピリした痛み』や『締め付けられるような感覚』を訴えることが多く、
その他、『かゆみ』を感じたり、逆に『感覚がなくなる』など症状は様々である。
してしまう原因の一つとなっている。痛みの性質にも違いがあり、手術直後の痛みは傷口を最強点と
してずきずきした痛みを感じる事が多いが、開胸術後疼痛症候群の場合は傷口から離れたところでも
、肋骨に添うように『ピリピリした痛み』や『締め付けられるような感覚』を訴えることが多く、
その他、『かゆみ』を感じたり、逆に『感覚がなくなる』など症状は様々である。
術直後の痛みは消炎鎮痛剤で対処することが多いが、開胸術後疼痛症候群には普通の鎮痛薬は効きに
くいのが特徴である。内服薬としては前述のプレガバリンが使用されることが多く、神経の興奮を抑
えるガバペンチンという抗けいれん薬や抗うつ薬も使用される。痛みの部位を温めることも症状を和
らげる効果があると言われている。又、痛みが強い、内服薬を使っても良くならない場合には、痛み
を感じる神経に直接局所麻酔薬を浸透させることで、神経を一時的に麻痺させる神経ブロックという
方法をとることもある。痛みの診断・治療を専門に行うペインクリニックで行われることも多い。
くいのが特徴である。内服薬としては前述のプレガバリンが使用されることが多く、神経の興奮を抑
えるガバペンチンという抗けいれん薬や抗うつ薬も使用される。痛みの部位を温めることも症状を和
らげる効果があると言われている。又、痛みが強い、内服薬を使っても良くならない場合には、痛み
を感じる神経に直接局所麻酔薬を浸透させることで、神経を一時的に麻痺させる神経ブロックという
方法をとることもある。痛みの診断・治療を専門に行うペインクリニックで行われることも多い。
術後痛みが長期間続くことは、肉体的・精神的負担となりQOLを低下させる原因となる。
痛みが生じた場合、我慢せずなるべく早く主治医の先生に相談することが大切でである。
痛みが生じた場合、我慢せずなるべく早く主治医の先生に相談することが大切でである。
心臓リハビリテーションで゙は術後疼 痛に対する対処の方法として、呼吸・咳嗽の仕方や起き上がりの
指導を行っている。 より強い痛みを訴える患者に対しては、咳嗽や体動時のみ胸骨を圧迫し、正中
切開創 の疼痛を軽減する胸骨保護器具を使用することもある。個々に合わせた緩和方法を提 案し、
疼痛軽減に努めていく必要がある。
指導を行っている。 より強い痛みを訴える患者に対しては、咳嗽や体動時のみ胸骨を圧迫し、正中
切開創 の疼痛を軽減する胸骨保護器具を使用することもある。個々に合わせた緩和方法を提 案し、
疼痛軽減に努めていく必要がある。
この術後発生する疼痛について消炎鎮痛剤以外の患者やその家族への対処、ケア法の一つとして、
そして代替医療の一つとしてあげられるメディカルアロマテラピーによる疼痛ケアについての方法
を記したい。
そして代替医療の一つとしてあげられるメディカルアロマテラピーによる疼痛ケアについての方法
を記したい。
※ここらに
嗅覚・経皮からの薬効アプローチについて詳細を記す
そしてこの疼痛は天気の変わり始め変わり終わりにも痛みもともなう事がある。
アロマテラピーで鎮痛効果を得るためには、エッセンシャルオイルのもつ
つの薬理作用を考慮するとよい。1つは、エッセンシャルオイルのもつそのものの鎮痛効果、
2つ目はエッセンシャルオイルのもっている抗痙攣作用、3つ目は循環血流量の増加効果、
4つ目は不安感やうつなどを取り除く抗精神幸用である。
2つ目はエッセンシャルオイルのもっている抗痙攣作用、3つ目は循環血流量の増加効果、
4つ目は不安感やうつなどを取り除く抗精神幸用である。
、またアロマテラピーの手法としては、マッサージが最も効果が高く、ついでアロマバス、
湿布芳香浴がある。
湿布芳香浴がある。
ここでは一人でもできるアロマバスによるケアについて記す。
鎮痛作用のあるエッセンシャルオイル
レモングラス ペパーミント
乳香 クローブ
ローズ 真正ラベンダー
ジュニパー ミルラ香
ジンジャー イランイラン
スイート・バーベナ ブラックペッパー
バーベナ
入浴編
アロマバス
※注意:エッセンシャルオイルの原液が直接皮膚に接触する事を避ける。
・無水エタノール方:無水エタノール5mlにエッセンシャルオイル数的を混ぜ、よく緩和させた後、
さらに精製水を加える。これをさらに浴槽に入れる。
さらに精製水を加える。これをさらに浴槽に入れる。
・バスソルト:塩1カップ、重曹二分の一カップをまぜ、そこに目的に応じたエッセンシャルオイル
数的(20〜40滴)を加えてよく混ぜる。
数的(20〜40滴)を加えてよく混ぜる。
無水エタノール方はバスソルトでは、エッセンシャルオイルによっては、完全にお湯とは解け合わ
ない場合がある。この場合はバスオイルを用いる。
ない場合がある。この場合はバスオイルを用いる。
バスオイルとしてすでに市販されているバスオイル5〜10mlに数的のエッセンシャルオイルを加える
だけですぐに使える。
だけですぐに使える。
またどんなエッセンシャルオイルに対してもても、完全に溶解することができる特徴がある。
全身や半身浴では、どちらかといえばぬるめのお湯(38℃)に30〜40分かけてゆっくり浸かるのが
効果滴である。これに対して、手浴や足浴は、やや暖かめのお湯(約40℃)で5〜10分つけるのが
良いとされている。
効果滴である。これに対して、手浴や足浴は、やや暖かめのお湯(約40℃)で5〜10分つけるのが
良いとされている。
全身浴:
肩まで浸かり、鎮静効果を得たい場合などに用いる。
この場合、例えばプチグレンや真正ラベンダーなどのブレンドオイルを用いる。
リフレッシュしたい場合は、やや温かめにし、レモングラスやローズウッドのブレンドを用いれば良
い。
い。
半身浴:
全身浴でのぼせやすいような体質の人に適している。
低血圧や冷え性の症状改善に用いるとよい。
半身浴をする場合は旨の下までお湯をはって30〜40分くらいかけてお湯につかる。
その場合、冬などでは、肩が冷えるので、タオルをかけておき
お湯を時々かけて保温する。
座浴:
バスタブに10cmぐらいのお湯をはり、5〜10分、下半身だけを浸かるほうほうである。便秘や月経
不順膀胱炎、痔などの症状改善に役立つ。
不順膀胱炎、痔などの症状改善に役立つ。
芳香剤としては
真正ラベンダーやカモミールなどを用いる。
手浴:
両手を15分くらいにお湯につける。
肩こり、首の痛み。冷え、しもやけ、緊張緩和などに用いる。
肩こりは、バジルやプチグレンなどを用いると良い
足浴:
専用の足浴器を用いる場合と、深めのバケツにお湯をはって足をつける方法がある。
10〜15分くらいつけておく。足のむくみや疲労回復に有効である。疲労回復には真正ラベンダーや
ローズマリーなどを用いる。むくみには、サイプレスやレモングラス。ヨーロッパ・アカマツなど
も用いる。
10〜15分くらいつけておく。足のむくみや疲労回復に有効である。疲労回復には真正ラベンダーや
ローズマリーなどを用いる。むくみには、サイプレスやレモングラス。ヨーロッパ・アカマツなど
も用いる。
入浴編に出てきたエッセンシャルオイルの性質、応用、主な成分
プチグレン
性質:睡眠誘引
応用:興奮による不眠
主な成分:酢酸リナリル、リナロール、αーテネピネオール
真正ラベンダー
性質:筋肉弛緩作用、セロトニン分泌促進、ダニ駆除、鎮痛、リラクゼーション
応用:運動前の筋肉痙攣予防、鎮静、ヒゼンダニ除去、湿疹、皮膚炎、肩こり、月経困難症、
膝の痛み、緊張やストレスが原因の頭痛、血圧低下、脈拍低下、血小板凝集抑制、喫煙欲求、不眠、
鎮静
膝の痛み、緊張やストレスが原因の頭痛、血圧低下、脈拍低下、血小板凝集抑制、喫煙欲求、不眠、
鎮静
主な成分:酢酸リナリル、リナロール
レモングラス
性質:筋肉弛緩作用
応用:運動前の筋肉痙攣予防
主な成分:ネラール、ゲラニオール
ローズウッド
応用:筋肉強壮、鎮静、不眠、不眠・鎮静
主な成分:α−テルピネオール、リナロール
カモミール(ジャーマン)
性質:抗炎症、消炎作用、冷却作用
応用:湿疹・皮膚炎、鎮痛、筋肉痙攣、年だ、打撲、筋違いの緩和
主な成分:アズレン(カマズレン)、マトリシン、アビゲニン
カモミール(ローマン)
性質:睡眠誘引、セロトニン分泌促進、冷却作用
応用:興奮による不眠、鎮静、筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋違いの緩和
主な成分:アズレン、リモネン、プチレート、アンゲリカ酸イソブチル
バジル
性質:エストロゲン様作用、抗うつ、集中力促進、鎮痛、鎮座作用、ノルアドレナリン放出
応用:月経不順、月経困難症、心身活性化
主な成分:カンファー、リナロール、シネオール、メチルカビコール
ローズマリー
性質:
応用:肌荒れ
主な成分:ベルベノン
サイプレス
性質:エストロゲン作用、鬱血除去作用、冷却作用
応用:月経前緊張症、ほてり、発汗、筋肉痙攣、捻挫、打撲、筋違いの緩和、咳止め
主な成分:α−ビネン、カディネン、δ−3−カレン、セドロール
ヨーロッパ・アカマツ
性質:抗炎症作用、血糖降下作用
応用:α−ピネン、β−ピネン、リモネン、酢酸ボルニル
一般治療とアロマテラピー
狭心症では、血管拡張悪、β遮断薬、抗血小板薬などの薬物療法がが施行され、博物抵抗性の患者に
は冠動脈にステントを植え込む冠動脈カテーテル治療や冠動脈バイパス施術が施行される。
は冠動脈にステントを植え込む冠動脈カテーテル治療や冠動脈バイパス施術が施行される。
アロマテラピーは代替治療として有効である可能性が報告されている。
ラベンダー製油を用いた研究では、血清のコルチゾールレベルはラベンダーの30分の吸入により優位
に低下したが、対照群ではあまり変わらなかった。、また冠動脈予備能という冠動脈の血流評価の
指標はラベンダー軍で優位に増加した。ラベンダーアロマセラピーはリラクゼーション作用を有志
冠動脈の血流を急速に改善することにより、狭心症にも有効な可能性が述べられている。
に低下したが、対照群ではあまり変わらなかった。、また冠動脈予備能という冠動脈の血流評価の
指標はラベンダー軍で優位に増加した。ラベンダーアロマセラピーはリラクゼーション作用を有志
冠動脈の血流を急速に改善することにより、狭心症にも有効な可能性が述べられている。
・考察(3~4行程度で自分の考えをまとめる)
◇参考文献◇
・今西次郎 2015年12月 補完・代替医療メディカルアロマテラピー改定3版 金芳堂
・日本アロマテラピー学会/編 2010年10月 アロマテラピー標準テキスト 臨床編 丸善
・塩屋紹子 2005年2月17日 アロマテラピーバイブル 成美堂出版
・HOP!薬剤師
・今西次郎 2008 年 39 巻 4 号 p. 221-230 香りと医療ーメディカル・アロマテラピー
例:著者名、出版年、書籍名、出版社
・参考資料 例:○○サイト 「タイトル」 閲覧年月日
アナからのアドバイス
皮膚ケアの場合。
シアバターココナツオイル
ユーカリ、ゼラニウム、カモミールジャーマン
最後に
メディカルアロマテラピーの疼痛に対するアプローチは傷を持つ患者本人のみならず
その香りによって患者と生活を共にしている家族に対しても、精神面でのケアのが可能であると思わ
れる。特に、母親であれ父親であれ特に小さい患児ともに過ごす時間が多い親達に対しても少しでも
リラックスができるきっかけになる事があれば幸いである。
れる。特に、母親であれ父親であれ特に小さい患児ともに過ごす時間が多い親達に対しても少しでも
リラックスができるきっかけになる事があれば幸いである。


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