心臓手術前後の流れとか④ 心臓血管外科、循環器内科医それぞれ担当が決まる編
心臓手術前後の流れとかの
2017年11月 心臓血管外科、循環器内科医それぞれ担当が決まる編。です。
この日に今の担当とは違う外科の先生から子供の頃から検討されていた僧帽弁置換手術タイミングが来たのでそれぞれの担当医が決めて手術をしますよ。という説明を受け、数年前に設立されたばかりりの成人先天性心センターへの案内を受けました
全国でもまだ少ない大人になった先天性心疾患者を専門に診るセンターです。
そこの所属の先生方は成人先天性心疾患認定医と言います。
主に先天性心疾患の患者が大人になったときになる生活習慣病を初めてとする疾患を事前に予防したり罹患した場合の治療、経過観察等をする科です。
言わば、大人になった複雑な心臓をもった我々先天性心疾患の専門医です
そしてここでの初めての診察の日。
どういう基準で各担当医が決まるのかは分かりません。
まあ、なんか決まってました。て感じです。笑
担当医は今までの先生方に比べて話にくそうな雰囲気でした。
赤ちゃんから大人まで診る外科先生達と違い大人ばかい相手にしてるからこんな感なのか、大きい病院のザ・勤務医といった感じの医者でした。
そしてその担当医から今まで受けてきた手術の説明、現時点での状態、そして今度受ける手術が今度どのような影響を及ぼすかをマニュアル通りの分かり易い説明でその担当医の手書きのイラストと共に説明を受けました。
印象は最初からタメ口、患者の話を遮るまたは聞かないタイプ。
目線は主にディスプレイ。
しまいには私が受けた鎖骨下動脈フラップの影響で体がこうなるよ。と拘縮で半身まひした人の物まねをして笑うような医者でした。
全然信頼関係も何も築けていないのにのっけらからこんなジョーク飛ばすのか。いやだな。と思いました。
なんだこの失礼な人。最悪の第一印象を抱きつつつつ、相性は絶対よくないだろうけど最初からダメだと決めつけずどんな医者かしばらく様子を見ることも大事かなと思いそのままスルー。(←これがそもそもの間違い。)
この時点でその言い方ダメだろ。と遠慮せずいちいち突っ込む癖をつけておけばよかったです。何事も最初が肝心です。と、いっても当時は病状が進んでいてそんな体力もなかったんですけどね。。
そんな事もありこの時からこの医者の担当の日には担当してくれた医者に対し初めてぼんやりとした不信感を抱くようになりました。
distrust..あれとあれよと言う間に
手術前の通院検査やカテーテル検査の入院の日程が決まっていきました。
その後、別の日に外科の先生の診察の日。
担当医になるこの先生は前の先生の教え子にあたる先生なのかな?
診察初日は先生からの自己紹介に始まり、今後行われる手術の説明、や質疑応答。
先生は物腰も口調も落ち着いていて、、パソコンのディスプレイではなく患者の目を見てゆっくりとこちらに分かり易く話をし、そしてこちらの話も遮る事なく最後まで聞いてくれ丁寧に対話をしてくれる先生でした。
自身の知らないことや、行った事のない手術について正直に知らない。僕はまだやったことはないです。とはっきりと答えてくれる人。
ごまかさずに正直にまっすぐと話してくれる姿勢に、信頼できる先生にまた出会う事ができた。安心して手術に挑める。と強く感じました。
この日の外科の診察日を迎え受付後に初めて、検査がフルに入っていた事を知りました。
前の診察の時には検査がある事は知らされてはなく、前回のように午前中で終わると思っていた私は午後から仕事の、県外からの人もくる打ち合わせの予定をいれてました。
検査の方が優先なのでほうぼうに連絡をなんとか別日に変えてもらう事ができました。
県外の方たちは出発前だったのでそれが救いです。
病状が進んだ中での段取りの最初からのやり取りは結構疲れました。
こういった経験があるので病院のある日は必ず一日休むようにしています。
どちらにせよ、大きな病院にありがちな長い待ち時間、そして急な検査も予想できるので大きい病院に行くときは一日休みをとっていくのが無難かと思います。
そのうち信頼できるお医者さんとはどんな人かという事にも触れたいと思っています。
私が循環器内科医とのコミュニケーションに難を抱いている時に参考に読んだ書籍たちの中の一冊「医者の本音」を書いた現役外科医の中山裕次郎先生の書いた「医者が考える、かかりたくない医者の条件とは?」という記事が大変参考になりました。
もし、自分の担当医との関係に悩むような事があり、担当医にも直接言いにくい場合は
、友人や家族、話をしやすいスタッフさんに話たり、各病院に設置されている患者支援センターへ相談をすることも大事だと思います。




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