一弓

イチローの野球の殿堂入りで深夜に昔の特集番組の再放送がされていた
その番組の中でイチローと弓子さんのアメリカ生活を支えた愛犬一弓の１７歳じのおじいワン姿が映っていた。よぼよぼで足元がおぼつかなくなっても大好きな飼い主夫婦のところひたむきな姿に胸を打たれた。

一匹と二人が過ごす姿、イチローの殿堂入りの大きな一手を担ったのは妻弓子さんだけでなく、間違いなく一弓でもある。重ねてきた月日の深さを感じるあのまなざしを感じながらずっと走り続けていたのだろう。