耳鳴り
耳鼻科に行くと結果異常なし、経過観察で済んでホッとしている。
一昨日の21時ごろのシャワー中に左耳の聞こえが悪くなった。
就寝時の静かな時間は左耳から聞こえる耳鳴りがうるさくて眠れない。
叶姉妹の声の波形なら耳鳴りを気持ちよくかき消してくれるだろうと思いスポティファイの叶姉妹のファビュラスワールドをかけながら眠りについた。
翌日仕事をしてる最中に訪れる成熟の中では耳鳴りが騒音になりタイピングを打つリズムも崩れる。昔、突発性難聴になったこともある、最近では、まあ大丈夫だろう、と思っていたこともICUからの手術行きの割と大事だったこともあり、いつの間にか近所にできていた耳鼻科に行ってきた。
ここ一年くらいのあいだにできたその耳鼻科は建物の最上階にあった。
下層階にはエステがあり、そのおかげかビルのエントランスからして少しおしゃれ。ライティングも肌がきれいに見えるよう工夫がされているようだ。
エレベーターを降り、受付に向かう。
スタッフの皆さんの感じの良い接客に、耳鳴りのうっとうしさも薄れていく。
初診なので、それ用の問診票を書くこととなった。私は持病があるので、ほかの人に比べ問診票を書く時には時間がかかる。いつもなら病歴を書いた紙を持ち歩いているのだが、そういえば最近それを持ち歩いていない。めんどくさいと思いつつ、自分のことをちゃんと見てもらうためには提供できる情報はすべて書かなければならないと思い、ちまちまと長い病歴を書いた。服用薬を書く欄もあったが、それはお薬手帳でも可と書いていたのでありがたく手帳を差し出させていただいた。昔と違い今はマイナンバーカードがあるので病の名や術式はそれを見て詳細を確認してくれてもよい。と思いながらそれを書き上げ受付に渡した。
クリニック内は清潔感にあふれ、患者同士が密集しないよう一人掛け用ソファが等間隔で並べられていた。これがコロナpandemics以降の世界。いつも大学病院の待合室のベンチで密集を避けながら体を縮こませているあれに比べればなんと快適なんだろう。しかもなんだか座り心地が良い。これなら読書中に眠くなってもゆるやかすみやかにうとうとできる。待ち時間が1時間半ほどかかったけれども、クリニック内のレイアウト、ソファの居心地の良さのおかげでちょっとしたカフェで一休みをしているような気分にさえなっていた。
順番を呼ばれると看護スタッフ3名と担当医がいた、
予想通り、私の病歴らしきところを見て何やらヒソヒソと話をしているようだ。さあ、なんでも遠慮なく聞いておくれ。
左右の耳をスコープで診てもらったが、綺麗だった。
異常所見なし。
その後聴力と鼓膜の検査で別室に案内をされた。小さい密閉された部屋でヘッドフォンから流れるぴーぴー音が聞こえたらボタンを押すあれだ。
音に集中するため、目を閉じ耳を澄ませる。集中しすぎて息をするのも忘れていたようだ。これはいかん。などと思っているうちに検査終了。
聞こえ方や鼓膜に特に問題はなかったようだ。
最後に医師から検査結果を聞き異常なしとわかりホッと力が抜けた。
耳鳴りに関しては寝るときになにか音楽をかければよいと教えてもらった。「耳鼻科の先生的になにかおすすめのユーチューブありますか?」とたずねると「ええと。寝る前に聞く音楽系であれば大丈夫だと思います。足元から聞こえる、少し遠くからきこえるような感じで聞くとよいともいわれてます」と
今回は初診と検査で3000円ちょい。これが安いのかお高めなのかはわからないが、いつもの大学病院では診察検査薬を合わせ、難病受給者証をつかい最低2万えんはかかる。それに比べれべれば気軽な金額でのある。
近場だし、設備もそれなりに整ってるし、きれいで清潔感があるし、スタッフの皆さんの対応もよい感じ、道中にはコーヒー屋や行きつけの百貨店もあり通いやすい。また耳鼻科系で何かあればここに通おうと思った。



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