数年越しの悲願、やっとこさカツカレー
「お店でカツカレーが食べたい。」と思いたち早3年。その間、特にコロナ禍以前はお店に行く機会は多々あれど喫茶店ではただのビーフカレー、研修先のホテルではいかにもカツカレーを出していそうな雰囲気を醸し出していたくせにメニューにあったのはエビフライカツ。道の駅にはメンチカツカレー。ことごとくカツカレーを食べる機会に恵まれず半ばやさぐれかけていた時にとある商業施設のフードコートにカツカレーの文字を見つけ注文し食べてみたけどやっぱり違う。カツがサクッとしていないし豚肉は筋張っていて硬い。
そんな中引っ越し先の自宅からドアを開けて3分の距離に友達の仲良しの男の子がやっている老舗の喫茶店がリオープンしたことを知った。このお店は移転する前も地元で長年愛された人気のお店。その喫茶店の息子の彼が自宅近所でリオープンさせた今もお店の前を通るとコロナ禍にもかかわらずいつも人が並んでいて行きたくても行けない日々が続いていた。
昨日ふと近所に住む友達と連絡をとっていると丁度美容室の帰りだからその足でお昼を食べに行こう。という話になり「あの店が空いていれば私がカウンターの席をとっておくね」と心強いメッセージをもらいワクワクしながら彼女からの連絡を待つことに。そして「カウンター席にいるよ」と。連絡がきた。
自宅のドアを開けて歩くこと3分。いつも外に人が並んでいたその店は中に入ると席が空いていて私でも安心して入っていけた。入って一番に友達伝いからその存在を聞いていた店主の彼に、数年前にソムリエの同期の仲良しとと或るワインバーでお会いした時に酔っぱらって絡んでしまいすみませんでした。と軽めに挨拶をし、そして満を辞してカツカレーを注文。テイクアウトの注文が溜まっていたこともあり注文から提供まで30分近く待ちましたがこの日は休日。午前中に旧宅の売却の打ち合わせも終わり他に予定はない。イラつく理由もなくただただ待ち遠しいだけ。
そしてついに、遂に念願のカツカレーが目の前に・・!
やっと「これだ」と思うカツカレーに出会うことができ幸せ満腹でした。



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