スターバックスのブレックファーストブレンド

 先日の日曜日


行きつけの珈琲屋は夕方18時までに閉店。

それでもコーヒーの豆を買わないと翌朝の挽きたての珈琲を飲むことができない。

仕方がないので近所のスタバに豆を買いに行ってきた。


実をいうとスタバで豆を買うのは初めてだ。陳列棚に並ぶ売り物のようの豆を眺めながら無難にモーニングブレンドと書いたものを手に取った。

豆を手に取りまわりを見わたす。

移転オープンしたばかりの店内は綺麗で整っていてとても落ち着いていた。並んでいるとちょうど昼間と夜のシフトの変わり目なのかスタッフが何人かエプロンを結びながらカウンターの向こう側から出てきた。皆目が合うと笑顔で「いらっしゃいませ」と言ってくれる。この県内でそういった笑顔月の接客をしてくれるお店をあまりみかけない。もしかしたらこの二年間の間に増えているのかもしれないけど、コロナか以降はあまり他の店舗に行ってないのでしょうじきわからない。だけど今このお店で味わう目と笑顔のコンタクトはとても心地よく感じた。

客席の方を見渡してみると席に座っているのは一人客が多いようだ。スタバでありがちなPCを持ち込み作業らしきことをしている人も何人か見受けられる。画面が丸見えなのは大丈夫なのか自分であれば後ろから画面が丸見えな場所で作業はしないな。と思いつつも思わず見てしまう。

動画閲覧や編集、ブログ的な事を書いていた。まあそりゃそうだわね。仕事の関係の作業はしないわな。



豆と一緒にせっかくなのでてテイクアウトのソイラテを注文した。スタバでは基本ソイラテかその他植物性ミルクのラテを注文する。

注文後順番を待っていると友達の職場でバイトしている顔見しりの女の子から声をかけられた。仕事終わりによく来るのですか?と聞かれたが「自宅も職場もこのあたりなのでたまに来るのですよ。」と答えた。だいたい何時くらいにくるのか。とか自分は夜は入ってないんですよ(シフトが)とか色々言っていた様だけどあまりプライベートにかかわる事は必要以上に話す気はないので(知りたがられると余計に言いたくなくなる)住んでいる場所がどこそことか職種まで言ったのだからもう充分だろと思い後にした。



帰宅後に飲んだ久しぶりのソイラテは妙に苦かった




翌朝、久しぶりに目覚まし丁度に起き上がる。

前日まで会社の冷蔵庫に数年眠っていた豆を持ち帰り数週間朝がきてはグラインダーにかけ淹れていた。もちろん、ハンドドリップ中の香りはほとんど鼻腔をくすぐってくれるまで上がってこない。だけど今朝は違った。焙煎したてではないにしろ袋を開けた瞬間に舞い上がる豆の香り。挽いた時にキッチンに巡る漂うあの香り。いつものキントーのアルフレスコのブリューわージャグラーセットでハンドドリップで淹れる。コーヒー豆が湿ったその瞬間に上がり鼻腔をくすぐる甘美な香り。鼻で楽しんだ後は最後は口の中だ。スタバのコーヒーは酸味と雑味が強く(ドリップ後の経過時間にもよるのだろうけど)正直あまり好きではなく期待は微塵もしていなかった。ただ引いた豆でコーヒーを飲みたかった。ひと啜りするとコクと爽やかな酸味が酸味が口の中に広がる。大体90℃くらいで淹れていたと思う。なんだこれ。1日の始まりに最高の一杯じゃあないか。随分とひさしぶりに飲むことができた新しい豆で味わったコーヒーは月曜の朝だと言うのに人をいともたやすく幸せにしてくれた。


私に素晴らしい月曜日の朝をプレゼントしてくれた
ブレックファーストブレンド




コメント

人気の投稿