古代小麦
マギーキッチンサイエンスを読みその存在こそは知ってはいたけど
実際に古代小麦を使った食材は自分で買った事はなかった。
古代小麦とは品種改良を重ねる前の野生の状態に近い小麦の事
イタリアではファッロという
もみの中の粒の大きさによっ3種に分類される
大きさ順に
・スペルト(スペルトファッロ) スーパーでみかけるもののほとんどがこのスペルト
・エンマー(ディコッコファッロ)日本やイタリアでも希少価値が高い
・ヒトツブ(モノコッコファッロ)食べる部分がすくなくコストがかかるため現在ではほとんど生産されていない
高エネルギー、消化良し、低GI値で小麦アレルギーが発生しにくい(※ただしアレルギーをお持ちの方は試食に挑戦される場合はアレルギー専門医に相談し、その管理下の元で試食される事を強くおすすめします))
外皮が一般の小麦に比べかなり分厚く、害虫や基本変動の影響を受けにくく、無農薬での栽培が可能。ただし、発育と粉ひきにコストがかかるため値段は倍近くする
以前に比べスーパー行きつけのイタリア食材屋、オンラインでも頻繁に見かけるようになった。私も古代小麦のパスタを食べるようになったのはここ最近。
それまでは全粒粉パスタまたは米粉パスタを食べていた。
先日、楽天でファッロのスペルトの粉を見つけ早速購入。
麺の色自体は全粒粉にちかいものの、食感は全粒粉に比べぼそぼそしておらず、香ばしさがありつつもおもったりよりもなめらかだった。
先日ファッロでブロッコリーとコラトゥーラのペンネをつくったが味が良く絡んで大変おいしかった。もちっとした食感でその存在感をだすのではなく粉の美味しい香ばしさが全面的に出ていた。
昨日はファッロでパンを焼いた。
レシピはいつも自宅パンレシピ(粉280g、水分180g、イーストHB用一袋、砂糖大さじ一、塩小さじ一、オイル:その時の気分)
コネはいつも通りHB
分量分を材料を入れ、スイッチオン。ある程度混ざるとオイルを投入し蓋をしめる。これでこねていくと綺麗にまとまる。
オリーブオイルが混ざった頃あいを見てふたを開けると、いつもとは違う


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