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 昨日の外来受診で疲れすぎ、シャワー後リビングで動けなくなりただただ時計が進むのを眺めていた。次の日に変わる１５分ほど前にNHKから隣国のニュースが飛び込んで来た。

テレビには国会の周りには軍隊と市民と議員で埋め尽くされている映像が映っていた。

言葉を失う。

瞬間に頭の中で、1980年、1987年そしてハン・ガンの小説のベースとなった事件が一気に駆け巡った。小説を読むために数日これらの出来事についてフォキュメンタリーや映画を見ていたのでただでさえ不安定な心臓が波打つ。

目と頭はギンギンに醒めているのに、体は疲れて動けない。気絶するように眠りにつき

翌朝はいつもより２０分ほど多く眠り、起床後はいつものように慌ただしく朝の準備をし、通勤、業務。わずかばかりの体力をフルに使わなければ日常業務をこなせない中、イレギュラー勃発でニュースを見ることができない。もどかしい。

帰宅後、韓国在住の韓国人の友達にメールを打とうとDMページを開いた時に6時間に解除されたというニュースが流れてきた。

早くも広場でそのことをネタにし笑いになる時間が流れたらしい。ほんの数時間前まで限界まで緊迫した現場は、今は着ぐるみを身につけた人が楽しく踊る場所に進化していた。

安心感で身体中の力が抜けた。

涙を滲ませながら友達にメールを打つ

彼の「国民皆が一つになりまもりました」という言葉は一生忘れられない。

自分を愛してくれる遠くにいる彼や友人たちを心の中で強く抱きしめた