タイガー&ドラゴン
ネットフリックスで長瀬智也、岡田准一主演のタイガー&ドラゴンが放送されていた。
枝雀と米朝さんは好きだが江戸落語はあまりなじみないなあ。と思いつつそのドラマに面白半分でチャンネルを合わせるようになると思いのほか面白くてよく見ていた気がする。
あれから18年。内容も綺麗に忘れているころだからもう一度見るにはもってこいのタイミングだと思い、昨日から見始める事に。
子供の頃一家心中で生き残った子供。この事件が切っ掛けでわらうことが出来なくなっ子が大人になり、がやくざとなり、借金の取り立て相手を追いかけているとひょうんな事から落語に出会い落語家に弟子入りをする。という話
ドラマのタイトルは落語の演目になっており一回目は芝浜
芝浜はものぐさな夫が妻のと或る嘘のお陰で夫が人として再生をする素晴らしい話だ。働かない夫を叱咤激励し支え続けた妻の姿に思わず涙がこぼれる。
しかし立川談笑のおかげで芝浜と聞くとシャブ浜としか出てこない。
シャブ浜はその名の通り芝浜をベースにした薬物中毒の夫とその夫と妻の
談笑は一時期この演目を自粛していたらしいのだけど談志亡き後に「すでに許されてるとはいっても、家元は叱りにきてくれませんでした」と言っていたようないなかったような。
久しぶりにシャブ浜を聞いてみたく動画を探ってみたけど、存症から抜け出そうと戦われている方々の生きている姿のものしか見つからなかったのでやめておいた。
予備知識も入れずに中途半端にこういった動画をみてしまってはいけない。その最中にいる方たちにとって失礼にあたるのではないだいだろうか。
話がそれた。
久しぶりに画面越しに落語に触れ、今はただ懐かしく色々な噺家の演目を聞いている。
落語を聞いていると昔聞いていた他の噺家さんたちのも聞きたくなり、柳家京太郎のハンバーグ。そして学生の頃聞いていた枝雀師匠の代筆屋をきこうと思い動画を探すと、横山やすしのいかけやを発見。やっさん落語もしてたんや。
しかも漫才の天才は違う土俵へ立ってもその天才ぶりを発揮する。
演目を演じていても本職の噺家たちへの敬意をはらうことを忘れておらず、本当に美しかった。


コメント