宿題③ 家族の晩餐

昼に父の向かいに座るとに幼いころの記憶がよみがえってきた。
彼は何度か私の頭を殴った「老婆のように話してる」と。

必然的に私たちの会話は空港から到着したときから長い間とぎれた。

「会社が倒産した事、残念に思うよ」
どちらともなく私たちは口を開いた。彼はうなずき「実は話はそれだけではないんだ。」と言った。「会社が倒産した後、渡辺が自殺をしたんだよ。彼は不名誉と共に生きる事を望まなかったんだ。」

「・・そうだったんだ。」

「私たちは七年間パートナーだった。高潔で信義を重んじる男で、私は彼を尊敬していた」

「もう一度ビジネスをする気は？」

「私は新しい仕事をするには年を取りすぎた。ビジネスの形は変わり始めている。外国人とか特にだ。我を押し通している。私にはわからない。それをどうすればいいか。ワタナベもそうだった。」彼はため息をついた。
「立派人。大事な男だ」

茶の間から庭を見た。子供の頃、そこにある古い井戸を幽霊が出ると信じていた。今はそこに葉が茂っているのが見えるだけだった。
太陽は深く沈み、影が庭を満たしていた。

「どうであろうとお前が戻ってくると決めてくれてうれしいよ。」父は言った。
「もっと居てくれるといいんだが」

「それはどうなるかわからないよ。」





二日に１ページのペースで翻訳を進めています。
本当にこんな感じでいいのかどうか、迷いながらの作業だけど
まずはやらないと、いいのかどうかもわからないから、原文を訳したのを何度も見返しながら続けてます。



最初にくらべて英文が読みやすくなったと感じてる。
ちょろっと嬉しい


keep on
walk on