日記 10/29

タクシーで移動をすると運転手さんとも喋るようになる。

今日は紅葉がまだだねえ、の話から、運転手さんの先日のお客さんの話になった。



駅からそのお客さんを拾うと、片道1時間半の有名な温泉地へ行きたい、地元の人も知らない湯に行きたい。と。

タクシーで3万弱かかる距離なので、本当にそこに行きたいのかと訊ねるが彼女の意思は固かった


現地につくも残念ながらそこは予約制で入ることができなかった。第二候補の夢向かうも、道路工事で通行止め。


このまま、タクシーで元の駅に戻り、友達の待つ大阪へ行くつもりだというと、運転手さんは「新幹線とタクシー代がもったいないから、この近くの高速バス乗り場から大阪に向かうといいよ」と。

一旦料金を支払いを済ませ,今度はそのバス停へ向かうも、そこで出発まで時間に猶予があることを知る。

運転手さんのおすすめ湯を伝えると二つ返事で彼女はそこに行くことにした。


そして再度タクシーに乗ると当初の目的の湯は浸かれなかったけど、大変良い旅の思い出になったと。

タイから来て日本での思い出ができてよかったです。と言っていたそうだ。



パスポートを使い行った旅先で、思うように物事が進まない。と思いきや、なんとも胸が躍る冒険話だった。





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